沖縄で麻疹が流行しています

2018年4月25日現在、沖縄で麻疹(はしか)が流行しており、約70名の方が麻疹に罹患されています。

GWに沖縄旅行を計画されている方も多いでしょう。

沖縄県のHPに、沖縄にご旅行、出張の方々向けに <はしか情報> が出ていますので

ご参考になさってください。

特に、麻疹(はしか)に注意して頂くのは、ワクチン1回接種のみ(28歳~41歳)の方です。

2回接種している6歳~27歳の方はまず大丈夫と思います。

(しかし2回接種していても5%の方は、抗体がつかないといわれています)

42歳以上の方は、ワクチン接種が任意接種であった時代なので、ワクチン接種していない可能性が高いので罹患の可能性あります。

しかし50歳以上の方、特にご高齢の方は、ワクチンがなかったので、幼少期に「麻疹(はしか)」に罹患している可能性が高く、今後はしかに罹る可能性は低いと思われます。

抗体獲得には、ワクチン接種が必要なのですが、残念ながら麻疹(はしか)ワクチンは元々数が少ないので現在は欠品しています。

MR(麻疹・風疹)ワクチンは、大分少なくなっていますが、不定期には納品されています。

「沖縄に行く予定のある方」、「学校や職場で麻疹抗体値を調べて抗体陰性」と言われた方はどうぞご相談ください。

さいとうファミリ-クリニック

 

 

 

血小板が少ないと健診で指摘された

当院に上記のような訴えで来院されました。

基準値が15万~30万個 / μL のところを3万と言われたと慌てて来院されました。

血小板はご存知のように、止血に関係している大事な血球です。

血小板が少ないと出血しやすくなり、「紫斑」という紫色の内出血をおこす事があります。

この方の皮膚を診察しても「紫斑」はありませんでした。

その時にまず考えるのが「偽性血小板減少症」です。偽性の名の通り、血小板の数は正常です。

ではどうしてこのような事がおこるのでしょう。

採血では試験管に血液を入れますが、その時試験管内で血液が固まらないように抗凝固剤が入っています。

しかし、その抗凝固剤EDTAに血小板が反応して、血小板同士がくっついてしまう人がいます。

自動計測器で、血小板を数えるときに3つが1つにくっついていると、血小板の数が1/3になってしまうという訳です。

どのような人がEDTAに反応してしまうかは、わかっていません。

人口の0.07%~0.01%程度の頻度と言われていますが、私の印象ではもっと多いような気がします。

偽性血小板減少症の診断は、抗凝固剤をEDTAではなく、クエン酸やヘパリンに変更して採血を行います。

しかし、本当に血小板が少ない方もいます。

血小板減少性紫斑病(紫斑がはっきりしない事もあります)はピロリ菌感染と密接な関係があり、除菌する事で半数の人が血小板上昇するといわれています。

健診などで、血小板が少ないと指摘を受けた方はどうぞご相談ください。

さいとうファミリ-クリニック