熱中症、脱水症に注意!

5月も半ばになり、日中25℃を超える日が出てきました。

熱中症の予防に、適切に水分を摂取することが大事です。

特にご高齢の方は、慢性的な脱水症気味ですので努めて水分摂取してください。

目安としては、1日2Lです。これは食事全体を含めてとお考え下さい。

大体の目安で、「普通の食事+水分1Lで、合計2L」と考えて良いと思います。

水は飲みすぎることは基本的にはありません。

腎機能が極端に悪くなければ、余分な水分は尿として排出されます。

よく脱水予防には塩分の入っているスポーツドリンクが良いですか。と聞かれますが、よほど汗を大量にかかない限りは、普通のお水やお茶で十分です。

血圧の治療をしている方に塩分は大敵ですので、暑い中でスポーツしたとか、屋外作業をした時だけ例外的に、塩分が入ったドリンクを飲むのが良いでしょう。

さいとうファミリークリニック

血小板が少ないと健診で指摘された

当院に上記のような訴えで来院されました。

基準値が15万~30万個 / μL のところを3万と言われたと慌てて来院されました。

血小板はご存知のように、止血に関係している大事な血球です。

血小板が少ないと出血しやすくなり、「紫斑」という紫色の内出血をおこす事があります。

この方の皮膚を診察しても「紫斑」はありませんでした。

その時にまず考えるのが「偽性血小板減少症」です。偽性の名の通り、血小板の数は正常です。

ではどうしてこのような事がおこるのでしょう。

採血では試験管に血液を入れますが、その時試験管内で血液が固まらないように抗凝固剤が入っています。

しかし、その抗凝固剤EDTAに血小板が反応して、血小板同士がくっついてしまう人がいます。

自動計測器で、血小板を数えるときに3つが1つにくっついていると、血小板の数が1/3になってしまうという訳です。

どのような人がEDTAに反応してしまうかは、わかっていません。

人口の0.07%~0.01%程度の頻度と言われていますが、私の印象ではもっと多いような気がします。

偽性血小板減少症の診断は、抗凝固剤をEDTAではなく、クエン酸やヘパリンに変更して採血を行います。

しかし、本当に血小板が少ない方もいます。

血小板減少性紫斑病(紫斑がはっきりしない事もあります)はピロリ菌感染と密接な関係があり、除菌する事で半数の人が血小板上昇するといわれています。

健診などで、血小板が少ないと指摘を受けた方はどうぞご相談ください。

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あなたの頭痛、薬剤誘発性頭痛かもしれません。

頭痛に悩んでいる方は多いと思います。

頭痛の場合、まず最初に行うことは、命に関わる頭痛なのかどうかの判断です。

命に関わる頭痛のチェックポイントは以下の3つです。

1 ) 突然始まった頭痛

2) 今までに経験したことのない痛みの頭痛

3) どんどん痛みが強くなる頭痛

このうちの1つでもあてはまった場合は要注意で、医療機関受診をお勧めします。

上記の頭痛は脳出血、脳腫瘍などが考えられます。

では、命に関わらない頭痛はほっておいていいのでしょうか。

命に関わらない頭痛としても、片頭痛は、頭痛と激しい吐き気があり、動けない状態になります。

群発頭痛も、激しい頭痛があたかも群発地震のように、何度も繰り返しおきます。

これらは、医療機関で治療することで、かなり症状が改善することが期待できます。

頭痛の中で一番ポピュラーなものは、緊張型頭痛です。

首、肩、肩甲骨周りの凝り、眼の疲れから、頭蓋骨を覆う薄い筋肉が緊張して、筋肉内に発痛物質(乳酸やブラジキニンなど)がたまり、これが筋肉をギューと締めつけて、頭痛がおこります。

緊張型頭痛は首、肩のストレッチなどを行う、いわゆる頭痛体操で良くなります。

しかし、どうしても辛い時には鎮痛剤を内服するとよいでしょう。

鎮痛剤の使用の目安ですが、月10日以上は内服している場合は要注意です。

鎮痛剤を内服する事で、さらに頭痛を誘発してしまう事もあります。

その理由として、鎮痛剤を内服し続ける事で、痛みの閾値が下がり、痛みを感じやすくなるからと考えられています。

痛み感じる→鎮痛剤内服する→ 痛み閾値下がる → 痛み感じる という悪循環におちいってしまいます。

月10日以上、鎮痛剤を内服している方はどうぞご相談ください。

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新型タバコで禁煙した気分になっていませんか?

最近では、各会社から新型タバコ(商品名「アイコス」・「グロー」・「プルーム・テック」)が発売され、種類によっては入荷待ちという人気です。

新型タバコと従来のタバコの違いは下記の通りです。

従来のタバコ:タバコ葉を燃やして煙を吸う

新型タバコ:ニコチンを含んだ液体を加熱して蒸気を吸う

新型タバコは煙が出ないので、周囲に迷惑をかけにくいという事と、ニコチンを含めた有毒物質が従来のタバコの約80%と少ないので、今まで後ろめたい思いでタバコを吸っていた喫煙者に広く受け入れられたようです。

一部の飲食店では、禁煙ブースでも新型タバコはOKという所もあるので、新型タバコを吸っていると「健康に気を使っている私」という感じで、あたかも禁煙した気になっている人をたびたび見かけます。

しかし、依存性物質であり、最強の発がん物質であるニコチンはしっかり入っています。

ニコチンが新型タバコの1本は、従来タバコの約80%と少なくても、喫煙者はニコチン血中濃度が上がり、自分が満足するまで吸うので、結局同じ事と言えます。

現在新型タバコを吸っているのは、従来タバコからの移行者がほとんどなので、新型タバコの影響の結果は、10年~数十年後の次世代にまかせるしかありません。

一番良いのは、従来タバコにしろ新型タバコにしろ吸わないの一番です。

現在喫煙者が約20%と減っていて、それでも今なお喫煙している方たちは、いわゆる「筋がね入りの喫煙者」が多い印象を受けます。

周囲が少々禁煙を諭しても、喫煙し続けます。

では絶対確実に禁煙できる方法が1つあります。

それは大変、大変残念ですが。。。「大病」することです。

それも、想像を絶する胸の痛みを感じる「心筋梗塞」や、空気中にいるのに水の中に顔をつけられて息ができない感じの「肺気腫」など。。。

これらの病気に罹った人は、1日40~60本吸っていてもピタリと即日からものの見事に禁煙できます。

それだけ病気の痛み、苦しみが強かったという事でしょう。

でもできれば、病気になる前に禁煙したいものです。

1回目の心筋梗塞で助からない可能性もありますし、また肺気腫になると治療により呼吸機能がある程度は回復しますが、正常な状態には戻りません。

国がタバコを合法的な嗜好品として認めているので、禁煙指導はなかなか難しいものです。

このブログを読んでくださり禁煙を考えた方、当院では保険適応で治療が受けられます。

どうぞご相談ください!

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ブログ引っ越しました。

お気づきの方もいらっしゃると思いますが、昨年末から「さいとうファミリークリニックのブログ」が、Wordpress に引っ越しました。

これからも、皆様のお役に立つような医療情報、クリニックからのお知らせ、私(院長)の近況 (笑)を書いていきたいと思います。

今年の個人的な目標は、フランス語会話を勉強してみたいと思います。

私は一応小学校から高校までフランス語を習い、大学の入学試験もフランス語で受験しています。当時、フランス語で入試を受けられる医学部はすごく少なくて苦労しました。

だからと言ってフランス語が話せるわけでもなく。。。

なので今年は少し喋れるようになりたいぁ。と思っております。

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上の写真は昨年末の小中高の同級生4人のプチ忘年会の写真。

私以外はみんな語学が達者。商社マンの2人は、フランス語も英語も日本語と同じように話せますし、俳優の香川照之君も海外に行く機会が多いので英語、フランス語ともかなりできます。うらやましいですね。私も少しあやかりたいと思います。

それはともかく、子供の頃からの友達と会うと楽しいですね。

今年は、みんなで温泉に1泊旅行しよう!という事になりました。

あ、これも今年の目標ですね(笑)

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